共有財産と特有財産の違いとは?

query_builder 2025/03/21
14
夫婦間の財産には、「共有財産」と「特有財産」の二つがあることをご存じですか?
それぞれの特徴を正しく理解することで、離婚や遺産分割のトラブル防止につながります。
この記事では、共有財産と特有財産の違いと具体例について紹介します。
▼共有財産と特有財産の違い
共有財産は夫婦が婚姻期間中に共同で形成した財産であり、夫婦どちらが取得したかを問わず二人で分け合うべきものです。
一方特有財産は、婚姻前から所有していた財産や、婚姻中でも相続や贈与などによって得た財産を指します。
共有財産は夫婦の協力で得たものとみなされますが、特有財産は共同生活とは関係ないとされるという違いを理解しておきましょう。
■共有財産の例
結婚後に夫婦が共同で貯めた預貯金や株・投資による利益などは、どちらの収入からであれ共有財産に含まれます。
また、結婚後に購入した不動産や車も共有財産とみなされるため、原則として公平に分割しなければなりません。
■特有財産の例
結婚する前に貯めた預金や、所有していた土地・親から相続した不動産は特有財産に分類されます。
一方の親族から個人名義で贈与された財産や宝飾品・美術品などは、結婚後でも特有財産になります。
しかし生活費や資産運用に使われた場合は、一部が共有財産とみなされる可能性もあるため注意しましょう。
▼まとめ
共有財産は夫婦が共同で築いたものであり、離婚や遺産分割の際に公平に分割する必要があります。
一方、特有財産は夫婦どちらか個人に属する財産として、分割の対象外となるのが一般的です。
判断が難しい場合は専門家に相談することで、スムーズに対応できるでしょう。
神戸市西区の『grow不動産販売株式会社』では、一人ひとりのニーズに合わせたプランを提供いたします。
離婚による不動産売却もサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE